AKIBI複合芸術ピクニック
ニュー・ナラティヴス・フォー・オールド・ストーリーズ
―いかにして潜在する地域の知恵は再定義されるのか?-
秋⽥公⽴美術⼤学は全国に例を⾒ない⼤学院「複合芸術研究科」を平成29年4⽉に設立しました。以降、同研究科を起点とし、複合性を育むフィールドとして秋⽥地域を「創造的辺境」と捉え、中央にはない地域特有の⽂化的特徴と広がりを育みながら様々なワークショップの⽅法論を開発してきました。
令和3年度から始まった「AKIBI複合芸術ピクニック」では、本学が拠点とする秋⽥と別の都市/地域を結び、それぞれ地域固有の問題を比較考察しながら、創造的活動を拓くために「地域考」という概念を育んできました。2022 年はこれまで本学が培ってきた「地域考」のワークショップ⽅法論に加え、デザイン的思考を取り入れながら新しい「複合芸術ピクニック」を開発します。プログラムでは、秋田市と京都府京丹後市の地において、それぞれ異なる意図で収集された二つのコレクション(=古い物語/オールド・ストーリーズ)を対象に、その再定義(=新しい語り/ニュー・ナラティヴス)をデザイン的思考で行います。
このように、本年度の複合芸術ピクニックの中で対象となるオールド・ストーリーズと対峙し、その課題を抽出する中で、ニュー・ナラティヴスは一つの解決策となります。古い物語の背景を分析し、課題を見出し、その解決に至るまでのプロセスをデザインすること、そして記録していくことでより多くの人に伝えていくことができます。本年度の複合芸術ピクニックは、本来ピクニックの持つカジュアルさを有しながら、受講生が知力と体力を集合させる能動的なピクニックになりそうです。
「AKIBI複合芸術ピクニック」企画・運営統括 岩井成昭
AKIBI複合芸術ピクニック
ニュー・ナラティヴス・フォー・オールド・ストーリーズ
―いかにして潜在する地域の知恵は再定義されるのか?-
秋⽥公⽴美術⼤学は全国に例を⾒ない⼤学院「複合芸術研究科」を平成29年4⽉に設立しました。以降、同研究科を起点とし、複合性を育むフィールドとして秋⽥地域を「創造的辺境」と捉え、中央にはない地域特有の⽂化的特徴と広がりを育みながら様々なワークショップの⽅法論を開発してきました。
令和3年度から始まった「AKIBI複合芸術ピクニック」では、本学が拠点とする秋⽥と別の都市/地域を結び、それぞれ地域固有の問題を比較考察しながら、創造的活動を拓くために「地域考」という概念を育んできました。2022 年はこれまで本学が培ってきた「地域考」のワークショップ⽅法論に加え、デザイン的思考を取り入れながら新しい「複合芸術ピクニック」を開発します。プログラムでは、秋田市と京都府京丹後市の地において、それぞれ異なる意図で収集された二つのコレクション(=古い物語/オールド・ストーリーズ)を対象に、その再定義(=新しい語り/ニュー・ナラティヴス)をデザイン的思考で行います。
このように、本年度の複合芸術ピクニックの中で対象となるオールド・ストーリーズと対峙し、その課題を抽出する中で、ニュー・ナラティヴスは一つの解決策となります。古い物語の背景を分析し、課題を見出し、その解決に至るまでのプロセスをデザインすること、そして記録していくことでより多くの人に伝えていくことができます。本年度の複合芸術ピクニックは、本来ピクニックの持つカジュアルさを有しながら、受講生が知力と体力を集合させる能動的なピクニックになりそうです。
「AKIBI複合芸術ピクニック」企画・運営統括 岩井成昭