AKIBI複合芸術ピクニック AKIBI複合芸術ピクニック

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#About
AKIBI「複合芸術ピクニック」
とは?

「ピクニック」とは、一食分の食事をバスケットに詰めて、気持ちの良い場所と時間と出来事を求めて屋外で時間を過ごすことです。また、小さなシートを広げて、一時的に場と環境を領有することも欠かせない要素です。私たち秋田公立美術大学、大学院複合芸術研究科が提供するワークショップ・プログラム「AKIBI 複合芸術ピクニック」は、受講生の皆さんそれぞれが構想するユニークな創造的ピクニックの機会をサポートします。そのために1900㎞も離れた二つの地域、沖縄と秋田について考察するという、実験的な方法を用います。

 

9月に行われる前期プログラム【夏編】では、各回個別にテーマ立てを行い、関係するレクチャーやディスカッション、ワークショップ等を通して常に沖縄と秋田という地域の関係性を探りながら、それぞれの共通点と相違点を紐解いていきます。中央を介在させない創造的辺境としての二地域が持つ生活や文化、社会問題等を扱うことは、単なる二地点の比較考察に留まらず、さまざまな地域に適応できる新しい視座を獲得できるはずです。

夏編の終了から3ヶ月あまり、受講生は日常生活を送りながら前期で獲得した知識とアイディアを醸造させていきます。そして、翌年1月開始の後期プログラム【冬編】では、どちらかの地域、あるいは第三の地域を想定し、自身の専門性や興味から調査を進めて独自の「ピクニック」を実践するためのガイドブックを作ります。プログラムでは、そのための調査や編集法をアドバイスすると共に、前期で生まれた「問い」をさらに深めるためのレクチャーも用意します。

 

covid-19に行動を限定される生活は今後も続いていくものと思われます。本年度のプログラムの多くはオンラインで行われますが、ガイドブックは限りなく実践を前提としていなければなりません。オンラインのコミュニケーションは、もはや代替的でバーチャルな手法ではなく、生活そのものに深くコミットしています。この状況下で、私たちはいかに創造的なイマジネーションを広げていけるのかを問われています。本プログラムでは「ピクニック」という、リラックスしていながら機動性も有する活動をキーワードに、不断のイマジネーションをこの時代に刻印していきたいと思います。

 

「AKIBI複合芸術ピクニック」企画・運営統括 岩井成昭

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