AKIBI複合芸術ピクニック

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#About

開催概要

「AKIBI複合芸術ピクニック秋田/京都」は、二つの創造的辺境が擁するたぐいまれなる収蔵品を対象に、背景の分析手法を学び、デザインプロセスを体験・提案するための滞在型集中ワークショップです。夏編は京都で、冬編は秋田を拠点にそれぞれ8日間、合宿形式で実施します。

 

<事業名>

令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業

AKIBI複合芸術ピクニック 秋田/京都 

「ニュー・ナラティヴス・フォー・オールド・ストーリーズ ―いかにして潜在する地域の知恵は再定義されるのか?-」

 

 

<実施期間>

京都夏編 2022年9月13日(火)~9月20日(火) 7泊8日

  (滞在地域:京丹後市、京都市)

秋田冬編 2023年1月8日(日)~1月15日(日)  7泊8日

   (滞在地域:五城目町、秋田市)

 

※新型コロナウィルスの感染状況に応じて、オンラインプログラムに変更する可能性がございます。

※受講生および関係者の安全を最優先して事業を進めます。

 

<リサーチ対象>

京都夏編: 京都府織物・機械金属振興センター (京都府京丹後市)

秋田冬編: 油谷これくしょん (秋田県秋田市)

 

<メンター

ジュリア・カセム(京都工芸繊維大学 特命教授)

岩井 成昭(アーティスト、秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科 教授)

岸 健太(建築家、秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科 教授)

長沢 桂一(秋田公立美術大学 美術学部教授)

油谷 滿夫(収集家)

 

 

講師

並木 誠士(京都工芸繊維大学 特定教授、 美術工芸資料館 館長)

西村 雅信(京都工芸繊維大学 デザイン学 准教授)

上田 香(嵯峨美術大学 芸術学部 デザイン学科 准教授)

井澤 一郎(京都府織物・機械金属振興センター 主任研究員) 

千葉 加恵子(国際教養大学 国際教養学部 准教授)

赤間 亮(立命館大学 アート・リサーチセンター長)

石山 友美(映画監督、秋田公立美術大学 美術学部 准教授)

 

<ファシリテーター

小熊 隆博(ギャラリーものかたり 主宰、合同会社みちひらき 代表)

加藤 大雅(すく、ディレクター)

 

<定員> 

12名(応募者より選抜/夏冬通年募集)

 

<受講料> 

10,000円

 

<対象>

写真、映像、文章、デザイン(グラフィック/ものづくり)、コミュニケーション等の分野に興味がある方、その他のスキルを少人数でのグループワークに活かせる方など。プログラムの全日程に参加できることが条件となります。

 

 

<募集期間>

2022年8 月1日(月)~8月13日(土)正午

※プログラムや応募の詳細については「募集要項」「FAQ」をご覧ください。

 

主催> 

公立大学法人 秋田公立美術大学

 

<協力

公立大学法人 国際教養大学

FabCafe Kyoto

 

 

 

New Narratives for Old Stories

 

今年度のピクニックのテーマは「ニュー・ナラティヴス・フォー・オールド・ストーリーズ ―いかにして潜在する地域の知恵は再定義されるのか?-」。秋田/京都の対象施設に収蔵されるプロダクト・資料・情報などから課題を探り、少人数のグループに分かれ、ドキュメンテーションを行います。

 

京都夏編では、伝統織物の産地の京丹後市にある京都府織物・機械金属振興センターをリサーチ拠点とします。この施設は、伝統、現代、そして未来の織物の生きたアーカイブです。国際的であると同時に極めて地域的で、人々の暮らしに根差し、世代を越えて継承された300年の歴史に支えられています。秋田冬編では、現在88歳の油谷滿夫さんが長年をかけて秋田に蓄積してきた、膨大な個人コレクションを取り上げる予定です。

 

私たちは、これらの文脈の中にある物語をどのように見出し、新たに語り継ぐことができるのでしょうか。不文律となっている地域の知恵をどのように可視化し、再定義すれば、そこに潜在する力が、新しい世代の語り手を刺激することができるのでしょうか。

 

 

京都夏編のリサーチ対象

 

 

京都府織物・機械金属振興センター(オリキンセンター)

京都府の日本海側・京丹後市に位置し、「丹後ちりめん」で知られる織物業と機械金属業を中心に技術支援や人材育成研究等を行う京都府の公設試験研究機関。丹後地方で発展した京都の丹後ちりめんは、創業三百余年の歴史を持つ。周辺地域には、ちりめん問屋、機屋、工場、旧家などが軒を連ねる「ちりめん回廊」がある。

 

 

秋田冬編のリサーチ対象

 

 

油谷これくしょん

「油谷これくしょん」(旧金足東小学校)は、収集家の油谷滿夫氏が60年にわたり収集した明治・大正・昭和の生活用品などを保管・展示する施設として、2013年に開館。
油谷氏の生活用品コレクションは約50万点におよぶ。油谷氏は、その一部である約20万点を「秋田市の情報発信に役立ててほしい」との思いで秋田市に寄付した。

http://aburaya-collection.or.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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